PayPayスゲェ!12月のキャンペーンで使った金額の50%がバックされたよ。またやんないかな。
現像って?
恐れずに大雑把に言ってしまうと、スマホの写真フィルターアプリのようなものです!笑
デジカメで撮った画像データに対して、そこに自分の伝えたい意図を雰囲気良く色を乗せ影を付けたりしながら、いろいろ編集して絵にしていく作業です。使い方が悪ければスマホのフィルターアプリにもちろん負けます。フィルムの時代に「現像」作業をしないと絵が見えてこなかったのになぞらえてるんでしょうね。
現像ソフトで有名なのはAdobeのLightroomです。ユーザーも多くノウハウや周辺のツールも多くとても便利です。ただ、なんとなくLightroomの標準での現像の色の出方、シャープの掛かり方、あとオペレーションが合わなかったことをきっかけに色々探したあげく、ここしばらくはCapture One Proを使ってます。調整しやすくて機能も豊富でとても満足しています。
が、フルにその能力を使えていないのに比較して年に1回あるアップデートがかなり高価でバランスが取れず、他にいいものがあればな、といつも考えていることも事実です。
そこで、Luminar
アメリカのSKYLUM社が提供している現像ソフトです。2016年11月に出てきた比較的新しいソフトです。
なんせ「The Best Lightroom Alternative.」を標榜してます。期待が持てます。しかも値段が安い。買切りで7,880円!ありがたいです。
昨年は社名変更や日本での事務所開設もあってか、この安さでありながらさらにキャンペーン価格を打ったりインフルエンサーを巻き込んでみたりしてかなり話題になっていたようです。ちょっと写真活動を抑えていたので自分は乗り遅れていましたが正月休みにいろいろ見ていて気になりはじめました。
さっそくトライ!
こういうソフトは複雑な機能があるので使ってみないとしっくりくるかどうかわかりません。幸いどのソフトも30日間くらいのお試し期間を用意しています。
このソフトの売りは、AIが自動調整する!ってとこと
- Luminar Looks
と呼ばれるプリセットが豊富なことですね。標準で60くらい入っていてまた有料でブロが作ったものということで販売しています。0から調整するというよりは、現像しようとする写真に合ったプリセットをまず選んでそこから必要であれば手動で微調整していくというフローがしっくり来ます。
いくつか自分が気に入ったLooksを並べておきます。Looksをポン当てしただけです。
簡単にこんな色が出るのはとても楽しい!けど反面こうやって並べてみるとキツ過ぎないかとも思う。ネットに上げる画像はスマホでの見栄え、インパクトを出すために少し大げさにするのがいいのはわかるんだけどね。
クリックするとポップアップするのでそれぞれのLooksの名前が見れます。彩度低めの「5th Avenue」とかいいな。
Capture One Proと比べて
いつも使っているソフトと比べてみて
いいところ
- プリセットが多い(マーケットにも無料のものがたくさん)
- プリセットが派手で楽しい
- 「Accent AIフィルター」が露出、ハイライト、シャドウなどかなりうまく自動調整してくれる
- 他のフィルターも直感的に使いやすいものが多い
- なかでも「LUT」がいい、色味だけならこれだけでいいかも
- 買切りなので一回買えばもう費用が掛からない
いまいちなところ
- マスク掛けたとこと元絵の馴染みが悪い(どっかで調整できるかも)
- オンスクリーンプルーフが見当たらない(印刷とかの時辛い)
- レンズの歪み補正とかいちいち掛けないといけない、あとレンズの補正情報を使ってないような気が
- 調整の反映に少し時間が掛かる
- 回転してもトリミングをしてくれないので余白を自分で取らないといけない【追記】
- エクスポートのファイル名がカスタマイズ出来ない
- エクスポートでリサイズをすると強制的にシャープが掛かるようでバンディングやジャギーが酷い(この写真だとビルの窓)
- ウォーターマークの機能がない(自分でレイヤー作成必要)
- 1枚のRAWから複数の調整画像を作成出来ない
- など、いろいろ痒いところに手が届かない感じ
と、これからの成長を期待させられるといった感想となりました。
まとめ
ネットアップ用にさっとプリセットあててみたいな使い方で暫く使おうかと思ってこの記事を書き始めました。楽しいから買ってしまうか、それともCapture One Proにスタイルを追加しようか、と悩み中です。
でもこれから始める人にはわかり易いし、いろいろ試しやすいし、価格も安いし、いいソフトだと思います。
ということで、Capture One Proで「5th Avenue」に近づけるよう頑張ってみた。プリセット一発と違ってそれなりに時間が掛かりましたがその過程で使いこなしにまたいろんな発見がありました。