2018年最後、12月のCIPAの統計が2/1(金)に発表されました。2018年のレンズ交換式デジタルカメラのマーケットはどういう結果で終わったのでしょうか。
CIPA 11月統計
先月(2018年11月)の数字はこんな感じでした。
年始ということもあってCIPAがやっと1/7(月)に2018年11月分の数字を発表しました。 CIPA 10月統計
先月(2018年10月)の数字はこんな感じでした。
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12月は
日本ではボーナスシーズンで伸びますが、その10倍もある世界のマーケットは1年で一番落ち込むシーズンです。しかしキヤノン、ニコンのフルサイズミラーレスも出揃いその影響も気になります。また、2018年全体の数字がどうなったかの結果も出ます。
2018年12月実績
12月の実績を見ていきましょう。
台数
- 一眼レフは前年比マイナス33%、もう無理、終わったって感じ
- ミラーレスは前年比プラス18%、台数においても一眼レフ越えが見えてきました
金額
- ミラーレスの金額が再び前年の一眼レフの金額に追いつきました
- 一眼レフの下落は続き、前年のミラーレスと同等に
マーケット
マーケット全体を見るために1月からの累積を。
金額は99%と少し持ち直し、台数は92%で一年が締まりました。
レンズ交換式デジタルカメラとしてなんとかほぼ前年並みのマーケットで終わりました。ただし前述のようにその内訳は一眼レフ→ミラーレスへの移動に支えられたという結果です。
単価
今回は、ここ2年間の一眼レフとミラーレスの出荷単価の推移も出してみました。
一眼レフの単価は安定していますが、前年より若干下落しています。一方ミラーレスの単価は前年から上昇を続け、ハイエンド機、高級機と呼ばれる領域がミラーレスを中心に動いているのがわかります。
まとめ
金額だけではなくまもなく台数でも、ミラーレスが一眼レフを超える時代に。
その過程で今までの勝者が敗者になる可能性が。もうすぐ大手3社の10〜12月の決算も出揃いますのでまたまとめてみます。