時計は仕事の必需品!?ということで、 Apple Watch Series3 も発売されたし欲しいスマートウォッチをいろいろ比較してみました。

 

はじめに

腕時計いろいろ

腕時計はステータス、ブランドの高い時計でキメないとカッコ悪い

とか、

携帯、スマートフォンは必ず持ち歩くんだから腕時計なんかつけなくていいでしょ

とか、

ファッションとしての腕時計なんだから洋服に合わせたものその都度変えた方がいいんじゃない

とか、

仕事するんだから、人との約束との時間を守るために必要だから、とかいままでの絶対に必要ということからだいぶ考え方が変わってきているとは思います。

自分自身も、就職の時にはスーツに合うような時計を買い、婚約の時には結納返しでスイス製の高い時計を頂きと、人生の節目にちょくちょく腕時計が登場してきました。なんだろこの節目に買うというのは時計メーカーの上手いプロモーションで刷り込まれているんだとは思いますが。

なぜスマートウォッチ?

なんかいろいろなものが繋がって欲しいんですよね(笑)

最近はそうでもないんですがやはり子供の頃からアニメとか漫画とかいろいろ当たり前に触れるわけです。なんか世の中の進化=コンピューターがいろいろ凄くなる、っていう刷り込みがあるわけです。ラジコンの進化形というのか、コンピューターにいろいろ繋がっていって便利になる、というのが自分が考える最強のスゴい未来、って気がするんです。おーっ、いまでいうとこのIoTじゃないか!?

コンピューターに繋がった時計でなんでも出来る!!そんな夢のおもちゃで新しい未来に少しでも近づきたいということかな。

いままで使ってきたスマートウォッチいろいろ

単独で利用するもの

スマートフォンやパソコンが必須ではなく単独で動作するスマートウォッチ

Wrist PDA

以前にPDA(Personal Digital Assistant)という分野、要するに電子手帳と呼ばれる小さなパソコン的な位置付けで数多くの機種がリリースされていました。日本でいうとシャープがリリースしていたザウルスなどが有名です。なかでも米国Palmという会社で開発されたPalm OSというOSを搭載した機種は世界で大人気で、日本でも正式に日本語化されていない時期にネットを中心に先進的な方々を中心に独自に日本語フォント導入やメニューの日本語化などが行われて海外輸入された機種を使っていました。のちにIBM、ソニーといった会社が日本でも正式な日本語化されたPalm OSを搭載した機種を発売しています。

その流れの中で腕時計で有名なFossilがPDAの機能をぜんぶ詰め込んだ腕時計を発表しました。以下の記事で紹介されています。

一台限りで終わったということは売れなかったんでしょう。国内販売されなかったのでeBayで購入したのですが完全にコレクション目的だったのでほとんど使わずに放置してしまいました。でもPalm OSはほんとうに使いやすくとても好きでいろんな機種を使っていました。

スマートフォンと連動するもの

普通にみなさんがイメージされるのはこちらですよね。

カシオ G-SHOCK

カシオのG-SHOCKにスマートフォンとBluetoothで繋いで通知などが届くものです。

スマートフォン側には下記のようなアプリを入れることで通信しています。

最近も以下のように新しいモデルをリリースしているようなのでカシオとしてはこれからも頑張っていくようですね。

見た目は普通のG-SHOCKなのであまり他人につけてるぞアピールなどにもなりませんし、ポケットやカバンに入れているスマートフォンの通知が腕に届くのは意外と便利なものです。丸、四角、色などいろいろなバリエーションも選べましたし使いでのあるシリーズでした。

Galaxy Gear

SAMSUNGがリリースしているGearというスマートウォッチです。最近はGearというとVRデバイスが有名ですがもともとはスマートウォッチのシリーズ名でした。使っていたのは最初のモデルの「Gear」になります。

カラー(ベージュやライムグリーン)と表示のポップさがあり、またGalaxyとの連携もフィットネスなど含めて充実しており使い勝手のいいモデルです。惜しいのは組み合わせるスマートフォンがGalaxy縛りになっていてSAMSUNGで統一してね、という自由度の無さですね。スマートフォンをすぐ買い換える自分(笑)には長く使うことはできないモデルですがかなり気に入っていました。

SmartWatch3 SWR50 / Android Wear

ソニーの出しているスマートウォッチです。GoogleのAndroid Wearで動いています。書いてて思い出しましたがAndroid Wearになる前のソニーのスマートウォッチも使っていましたが割愛。

AndroidWearが発表されてすぐに国内向けにリリースされたのですぐ飛びつきました。が、が、Googleがやらせたい事はわかるんだけどなんか洗練されてないという状態、OK Googleをなんとかみんなに使って欲しい!という気持ちだけで作ってるというか。うーん、と思いながらGalaxy Gearのほうがいいということで戻ってしまいました。最近はバージョンも1.5まで上がったのでそれなりにはなってるとは思います。Android Wearについては後でも触れます。

Apple Watch

スマートウォッチといえばこれ。初代のカラーバリエーションが追加された時に購入しました。

購入して2年くらい使ってるのかな。完成度はほんとにダントツです。他のスマートウォッチとは比較にならない。でもiPhoneをメインで使っている人向けにはなってしまいますが。あと、ベルトのバリエーションが豊富なのがまたいいですね。ファッション、気分に合わせて変えるのもまったく苦になりません。平日向け、休日向けなど変えて遊んでます。サードパーティ製の安いベルトもアマゾンで数多く販売されています。

これからのスマートウォッチの主流は

といろいろ自分が使ってきたものを振り返ってきました。他にPebbleやFossilやその他が出している独自製品などもあるのですがこれから買うとしたら以下の2種類、

  • Apple Watch
  • Android Wear

しかないのかなと思います。やはりスマートフォンに繋がるものなのでスマートフォンとの連携が充実したもののほうがいろいろな機能や後々のことも考えると安心です。いろいろな流れを見てもこの2種類にまとまっていくのかなと思います。

Apple Watch Series3

Apple Watchはほんとうに完成度が高い、iPhoneを利用している人がスマートウォッチを選ぶならこれしかないというくらいのものです。Series 2ではApple Payの対応、Series 3ではとうとうセルラー通信(電話番号)まで入ってしまいました。ただデザインが1種類、しかもいかにもスマートウォッチといった形が受け入れがたい方もいらっしゃるとは思います。

Android Wearを搭載した各社のスマートウォッチ

かたや、Android Wearはなかなか日本ではメジャーにはなりませんがGoogleがどんどんバージョンアップして使いやすくなってきています。どこまで頑張れるかわかりませんが最新の機種であれば使い勝手はApple Watchに負けないものになってきています。しかもFossilをはじめ、DIESELなどファッションブランドでもリリースをしており腕時計というイメージのものが充実しており選びやすくなっています。またカシオなどもリリースし始めました。

 

また、iPhone用のアプリも出しておりiPhoneユーザーでも利用できるようになりました。

何が便利なの?自分がスマートウォッチに求めるもの

メリット

いろいろ使ってきたなかで、自分がスマートウォッチを便利だと思うポイントは、

通知

やっぱり通知はほんとに便利。ポケットやカバンのなかのスマートフォンをいちいち気にする必要がないのは楽。電車に乗っててもご飯食べてても自然に腕に通知が飛んでくる。ちょっと見て緊急性の高いもの時だけはスマートフォン取り出して、その他のものは通知を流し見しとけばいい。スマートフォン側はマナーモードにしっぱなしでいいから他の人に迷惑になることもない。腕時計からのバイブ通知ってとても理にかなっているインターフェースだと思う。

フィットネス

フィットネスというか、運動する方にはその都度測定もできるし、改めて運動しない方でも歩数や心拍など測ってくれてるという目安にはとてもいい。自分もフィットネストラッカーを別に付けてたこともあるけどいくつも充電とかするのも面倒なので一つに纏まってくれてると便利です。インストールするアプリも減らせるしね。

タイマー

意外にタイマー機能は便利です。Hey Siri!、OK Google!と声で起動できるので、手放しで使う、例えば料理をしてる時のタイマーとかはとっても便利。作業してるときの腕バイブでのタイマー完了もまた気持ちいい。

デメリット

ちょっとここはな、と思うポイントは、

デザイン

機種が限られてしまうので、選択の幅が狭くなってしまいますね。でもAndroid Wear機種を中心に少しずつ増えていると思うし、Apple Watchならベルトを交換してみると意外に使い回しはきくと思います。

大きさ

デザインの続きですが、機種によってですがかなり厚みがあったりします。いろいろ詰め込まないといけない分しょうがないですが。袖がキッチリしたシャツなど着ていると袖のボタンが閉まらなかったり。ちょっと気になる部分ではあります。自分は適当なので閉めない、という対応です(笑)

値段

やっぱり普通の同じクラスの腕時計よりは高くなってしまうのでここは機能にエイっとお金を出せるかどうかで決まるんでしょうね。Android WearのFossilとかなら少し型落ちした機種はディスカウントしているのでチェックしてみましょう。

充電

毎日充電です。いろんな機種使ってきましたが丸2日は持ちません。1日は持つので諦めて毎日充電してます。でもスマートフォンも充電しないといけないしもう習慣ということで。困るのは泊まりの旅行です。充電器を別にもっていくのはちょっと面倒ですが、その時は普通の時計にというのもありなのですが使いなれてくると手放せなくなるので困ります。

自分的機種選択のポイント

自分が機種を選ぶ時のポイントを挙げて見ると

スピード

意外にちゃんとした反応スピードじゃないと使い続けるのは辛くなってきます。なるべく新しいモデルを選びましょう。ハードウェアが世代ごとに進化しているので反応スピードが上がってます。音声認識などの反応が違います。

デザイン

ポップな色や形が好きな自分は、普通の時計のようなデザインよりなんか変で目に止まるようなものを選びがちです(笑)大きめとかは好物なのでちょうどいいし、ベルトが交換しやすいと気分で変えられるのでなおいいです。

ウォッチフェイス

ウォッチフェイスは基本機能的に充実しているほうがいいです。特にスケジュールの表示は必須です。パッと見て次のスケジュールがちゃんと表示できるもの。やはり「便利」というのがスマートウォッチに求めているものなのでここは重要です。というのはAndroid Wear搭載機種は機種ごとに内蔵されているウォッチフェイスが違っているため、スケジュール表示がない機種がかなりあるんです。Google Playからダウンロートできるんですがあまりカッコいい無料のフェイスアプリは残念ながらありません。有料は未調査(笑)です。ちなみにApple Watchのフェイスはちゃんとツボを抑えたものが入ってるので大丈夫。

いま自分が使ってるのは…

Apple Watch

これからも使っていきます。初代なので買い替えは?とか人に聞かれる時もありますが、いまんとこスピードも自分的には十分だし、Apple PayはiPhone 7で使っているし、携帯番号まではまだいらないかな、というのもあるので。

LG Watch Sport / Android Wear

メインはiPhoneなんですが、仕事用にAndroidを一台別に持つようになりました。仕事用なので特に通知が気になるようになりこれはAndroid Wearが必要だわと自分に言い聞かせつい新規購入してしまいました。これはAndroid Wera 2.0までバージョンが上がっており以前使っていたソニーより使い勝手もよくなっておりまた新しいのでスピードにも不足はありません。機能優先のウォッチフェイスも選べ、Apple Watch同様の使い心地です。気に入りました。Apple Watch同様電話番号が付けられるのですがアメリカしか対応しておらずそのせいもあって日本での販売はありません。eBayで購入しました。

まとめ

スマートウォッチをいろいろ振り返ってみました。販売が苦戦しておりなかなか普及しない、といわれますが、主にApple Watchですが気に入って長く使って人もかなりいる感じも。一度、型落ちでディスカウントしているものでも結構ですのでみなさんにもぜひ使って見て欲しいと思います。また新機種など出ればご紹介したいと思います。

 

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