最近、急速に価格が低下しているSSD。自分でも購入してみましたが、失敗だったのか…
ノートPCを新調しました
に書きましたが、最近ノートPCを購入しました。その時の譲れない条件の一つに「メモリ8GB」と書いてますが、買ったPCはメモリ4GBのモデルです。
何故かというと、こんな軽い薄いノートPCにも関わらず、メモリスロットが1つ、SSD用のスロット1つが空いている機種で、もともとメモリ8GBになっているモデルより自分で追加したほうが安い、ということからでした。
もう一つの理由は、Windows 10をメモリ4GB、ディスク128GBというベーシックなPCで実際使ってみてどのくらい不都合があるかを体験したいという、いまやっている仕事に必要な実験も出来るかな、という目論見もありました。
メモリ4GB、ディスク128GB
しばらく買ったままのこの構成で使ってみました、いつも使うアプリを入れて。
メモリの使用量を見ているとなにもアプリを起動しない状態ですでに4GBに近い量を使っています、OSだけで!。アプリを使ってデータを読み込むとページングが発生しディスクアクセスが増え始めるのがわかります。実際、アプリを使っていても時々引っ掛かりのようなものを感じます。
また、ディスクの空き容量を見るともう半分以下に。50GBくらいしか空いていません。
うーん、これは。
Windows 10を使うノウハウとしてよく言われるように、メモリ8GB、ディスクは256GBくらいを最低でも用意しといたほうがいいのがわかりました。といことで実験終了。
ということで
まずはメモリ追加
メモリを追加していきます。なるべく安いので「Transcend JM2400HSB-8G」、
8GBのメモリを追加しました。これでもともと付いていた4GBと合わせて12GBになります。
追加方法は、他の方のブログやYouTubeなどをご参考に。追加するときにどうせなら、と
SSDも追加
PCを持ち運ぶ理由の一つとして外出先での写真や動画の編集、整理があります。最近の写真は画素数が多くなってファイルサイズがどんどん大きくなっています。もちろん動画はもっと大きいです。
と値段も含めて悩んだ結果、「Transcend TS512GMTE110S」
512GB!です。
SSDにはそのインターフェースの種類が2つあり、
- SATA
- NVMe
となります。NVMeのが高速でやりとりが出来ます。SATAのが一般的に安いのですが今回選んだSSDはNVMeのなかでは割安でSATAの512GBとほぼ同じ値段だったので決めました。
でなにが失敗したのか
メモリもSSDも付けただけてすぐ使えました。何の問題もありません。
で、SSDは速いタイプをつけたのでベンチマークで比較を。もともと内臓していたSSD(SAMSUNGでした。タイプはSATA)の結果は、
SATAだしこんなものかな。HDDよりずっと早いですよ、きっと。
でも、書き込みサイズが大きくなると途端に書き込みが遅くなっていってます。うーん、インターフェースというよりSSDメモリ自体の書き込みが遅いようです。
次に今回、追加したTS512GMTE110Sの結果。
NVMeとして安価なほうなのでこんなもんかな。もともと内臓していたのよりずっと速い。書き込みサイズが大きくなっても速度は変わりません。なかなか優秀。
とここまでは。
この先が問題です。内蔵していたSSDをベンチマークしている時の温度。
最高50℃でした。連続して読み書きが続きますからこんなもんか。
で、今回追加したSSD、
!!!。ハハハ、目玉焼きが焼けそうだ。ガックリ。
調べてみるとNVMeは速度が出る分発熱が大きく、デスクトップに使う場合は大きなヒートシンクをつけたりしているらしい。こんな薄いノートPCにヒートシンクなんて入らないよー。
まとめ
ということでノートPCにはSATAのなかで評判のよいものをつけておいた方が無難ですよ、といういい教訓となりました。
ベンチマークのような連続書き込みは普段発生しないし、温度が上がったとしてもすぐ下がりはするのでこのまま使っていこうと思ってます。
ただし底板が焦げてこない限りは(泣)