なぜか Microsoft のことが気になる自分です。

 

はじめに

マイクロソフトがiPhone、Androidスマホ用にブラウザアプリ「Edge」をリリースするとのことです。

スマートフォン向けのブラウザ

インターネットを使う時に使うブラウザアプリ。ブラウザの歴史を遡ると、とやっているとキリがないので今回は割愛して、もちろんこれがないとインターネットが始まりません。ということでとりあえずシェアの状況をニュースで探してみます。

ありました。スマートフォンはページの下のほうですね。

iPhoneのSafariが69%、増加傾向とのことですがAndroidのChromeが22%とのことです。世界ではChromeが47%、日本のiPhoneの存在感は圧倒的です。最近だとこんなニュースもありました。

なぜ Microsoft はブラウザをリリースするのか

こっちの記事に少し書いたんですが、

Windows Phone がとうとう終了とのニュース。マイクロソフトとしてのモバイル戦略はこれからどこへ向かうんでしょうか。 はじめに Windows Phone終了...

マイクロソフトは独自のスマートフォンを断念しました。そうすると自分たちが展開しているサーバー、クラウド、Webサービスのビジネスの最後の最後、人間が触れる部分というのをパソコンとしては圧倒的なシェアで賄えているにも関わらず、モバイル(スマートフォンやタブレット)になると自分たちのもので賄うことが出来なくなります。

ただ独自のスマートフォンを維持するコストよりは、圧倒的なシェアの2社(iOS/Android)のスマートフォンOS上でアプリとして独自のものを展開すれば人間が触れる部分まで賄える、ということだと思います。

OneDriveやOfficeのアプリを続々とリリースしリファインしていますし、その延長でブラウザもリリースしていこうとしているんだと思います。

利用者はいるのか?

先ほどのモバイルのブラウザの普及状況を見てもスマートフォン標準のブラウザをみんなが使うので、よほどのメリットがない限り別のブラウザの利用は進まないでしょう。いくらマイクロソフトといっても無理でしょう。

あえて出す理由

そういった状況で、なぜ出すんでしょうか。商用利用、エンタープライズ利用だと思います。マイクロソフトのクラウドシステム、Webサービスを利用する時に最後の部分まで自社内で完結して動作確認、動作保障できる。ということだと思います。

AppleのSafariだと動かないんですよね、とか客に言われてもマイクロソフトはそのSafariの部分でどうしても回避できない問題があっても手を出せません。自社のブラウザなら言い訳せずにEdgeで使ってください、と言えると。

まとめ

とか冒頭のニュースをながめながらいろいろ妄想してみました。なんやかんやとマイクロソフトのモバイル展開は気になる自分です。成功企業の次の時代へのジレンマというかそんなものを感じさせるからかも。

 

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