脱NTT、迷えるIPv6プロバイダ探しで行き着いた最終地点は？

NTTのサービスから距離を少しずつ置いてきましたがとうとうこれで縁を切れたのか…

携帯を取り巻く動き

こちらの記事

脱docomo完結編。6GB+通話定額で月1,814円の UQ mobile へ！

10年以上の契約をとうとう解約してしまいました。 UQ mobile さん、これからよろしく。はじめにこちらの記事からの続きドコモからの脱却、完結編になります。 ...

days on bouts

で紹介してますが携帯料金を下げるためにMVNOへ変更をしました。大手キャリアは家族割だったり、サービスや端末との抱き合わせで何かとオプションを増やして、全体でお得に見せるという複雑な料金体系を続けています。

その分かりにくさからクレームも多いが、縛りもきついせいで他社への移動が少なくなり、サポートサービスの手厚さを求める高齢者を中心に、まだまだ寡占状態となっておりそれを背景とした利益率の高さは問題が深く、結果海外と比較して通信料が高止まりしてる原因に繋がっています。

そんな状態が続くことに総務省もオコでいろんな施策をしてきています。最近も

と、端末料金と通信料金の完全分離などの手を打ってきています。

自宅の通信環境

携帯についてはMVNOに移って快適な通信品質と明瞭な通信料金にとても満足しています。ただ、自宅の通信環境、プロバイダについては保守的にドコモnetという選択をしていました。経緯はこちらの記事で。

自宅で仕事するしってことで光回線など比較したポイントをまとめた

先日、引っ越しの際にこれから自宅でも仕事をしないといけないしということで光回線のインターネットを引いた時のお話です。はじめに先日、10年ぶりに引っ越しをしました...

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ですが、契約してからちょうど2年経ちました。自宅のプロバイダも2年未満での解約だと違約金が取られることになっていました。携帯とおんなじですね。面倒な風習を作ったものです。

でも反対にこのタイミングを逃すとまた2年間縛られる、ということ。他に絶対移ってやる、という気持ちになりました。ということで新たなプロバイダ探しです。

IPv4 over IPv6

その記事にも書きましたがこれは必須です。IPv6 IPoE接続サービスと言われることもあります。

2年ぶりに調べてみるとだいぶいろんなプロバイダが導入して来ていますので簡単にわかる範囲でまとめてみます。方法や提供方法が少しずつ異なりますが、それぞれの用語についてはここで割愛します。質問あればぜひ。

方式：MAP-E
- 接続先：JPNE(v6プラス)
  - DTI
  - DMM
  - GMO
  - @nifty
  - So-net
- 接続先：独自
  - BIGLOBE
  - OCN
  - ぷらら
  - ドコモnet
方式：DS-Lite
- 接続先：インターネットマルチフィード(transix)
  - IIJ
  - ドコモnet
  - excite

でどれを

MAP-Eが増えてきています。なぜなんだろう。So-netも以前はDS-Liteだったのにいつの間にか。ドコモnetは2方式を提供していますが軸足をMAP-Eへ移す模様です。

でもDS-Liteで2年間問題なく使えてきたのでそのままにしたいと思うとIIJ or exciteの2択です。IIJは料金が高いのでexciteを見てみるとなんと3,500円/月で期間縛りなし、いつでも解約可とのこと。ドコモnet（+ドコモ光）が4,000円/月で2年縛りなので、悩む必要もなくexciteにしました。

お得な加入方法

は、もちろんカカクコム経由。少し条件などありますが専用のキャンペーンを多く扱っています。プロバイダによっては店頭でのキャンペーンとかいろいろやっているので契約前にはちゃんと探してみましょう。

手続き

今回はドコモ光→excite MEC光、つまり光コラボ（フレッツ網を利用したプロパイダ契約の一つ）→光コラボです。聞いてみると現在のを解約した後に次のプロバイダに新規契約となり移転という手続きにはならないとのこと。そのため同じフレッツ網を使っているのに関わらず工事が必要になります。ちょっと面倒ですね。

この工事の件と、電話番号を引き継げないという点は問題になっていて総務省が検討を進めています。

うちは電話は使っていないのでまだ気が楽ですが。電話番号を商売に使っているなどしている方はいまのところ光コラボは使わない方がいいと思います。

実際の工事手順

ドコモ光の解約、そして翌日excite MEC光開通という日程設定も可能です。ネットがほぼ途切れません。ただ条件があって、

現地工事が必須

とのこと。ようするに立会いが必要です。

現地工事不要、局内工事のみで進めようとするとドコモ光を解約したことを確認しないと進められないので2週間は空ける必要があるとのことです。

自分はドコモ光が解約月の料金が日割りではないと聞いてセコく月末までドコモ光、その次の週末にexciteの開通工事としました。

スピードテスト

プロバイダを変えたので速度テストやってみました。

同じインフラを使っているので変化がないのを期待していました。集合住宅でVDSLを利用しているので100Mbpsが上限です。

ドコモnet

excite MEC光

となりました。ダウンロードが少し低いですがPINGやアップロードはそんなに変わらないし問題なさそうです。

まとめ

これでNTT系のサービスから解放されました。裏で動いているインフラはフレッツ網というNTTではありますが。

ドコモ光はサポートが携帯と統合されているので問い合わせにはいちいち待たされたりたらい回しにあったりして開通の時はとってもイライラしましたが、exciteは専業なのでとてもスムーズに進みました。なんでもかんでもやっている会社よりいいですね。